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登録日:2012/02/29(水) 02 04 07 更新日:2024/03/09 Sat 23 38 16NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 とむらいの鐘 イケメン シロ ヒステリー メリヒム 一途 傲慢 全盛期はチート 右翼 嫌な奴 小西克幸 愛 愛の戦士 愛の為に生き、愛の為に散った男 殺し愛 漢 灼眼のシャナ 異世界人 癇癪 紅世の徒 紅世の王 自信家 虹の翼 騎士 骨 さあ、始めて、すぐに、終わらせようか 『灼眼のシャナ』の登場人物。 CV 小西克幸 概要 異世界の住民“紅世の徒”の中でも強大な力を誇る“紅世の王”の一人。 真名は“虹の翼”、炎の色は「虹色」。 “徒”の組織、『とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)』の最高幹部『九垓天秤』の一人であり、主を守る最強の将『両翼』の右の片割れ。 外見は騎士の格好をした銀髪の美青年。『九垓天秤』では唯一完全な人間の姿をしている。 性格は傲慢で自己中心的な自信家。 しかし主であるアシズへの忠誠心は、[とむらいの鐘]メンバーの例に漏れず非常に高い。戦いに敗れ、組織が壊滅し、生き残りが自分ひとりとなった400年以上後になってもその至誠の心は揺らいでいない。 中世において無敵とさえ称された“王”で、フレイムヘイズ達に大打撃を与えた。 先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールとは数度に渡って剣を交えた宿敵であり、闘いを繰り返す内に彼女を愛するようになった。 アラストールとは恋敵であり、彼を非常に嫌っており、マティルダと相思相愛の彼に強い嫉妬を見せる。 一方で自身はヴィルヘルミナに想いを寄せられており、彼女なりにメリヒムの気を引く為にドレスなどでアピールしていたのだが、メリヒム本人はマティルダ一筋の為に、ヴィルヘルミナの想いについては全て理解しているが、まるで眼中になかった。 そのため、彼女からは「嫌な奴」と評されている。 ちなみにメリヒムはヴィルヘルミナのことを「怖い女」と評している。 『両翼』の左の片割れである“甲鉄竜”イルヤンカは深く信頼する相棒であり、主以外に自身より上に有ることも許容している。(*1) 組織でも古参の部類だが、アシズの回想においては『九垓天秤』のメンバーでは最後に加わったようである。 過去 元は一人で世界を放浪していたが、アシズと出会いその人柄に触れたことで、彼の願いの先を見たいと考え傘下に加わった。 その後は[とむらいの鐘]『九垓天秤』の一員として、『壮挙』実現のため、主の願いのため各地で戦い続け、その中でマティルダやヴィルヘルミナと幾度となく激突を繰り返す。 続く戦いの中、マティルダに「勝った方の言うことを訊く」という条件を出し、彼女を手に入れようと目論むも、ブロッケンでの最終決戦でイルヤンカを討滅され、自身もマティルダに惜敗。 直後、チェルノボーグの奇襲を受けた事で死にかけのマティルダを生かす為に自身と共に生きる事を懇願するも、 彼の一方的な愛にマティルダは応える事はなかった。 代わりに、事前にメリヒムが持ち出していた「勝った方の言う事を訊く」と言う条件から、 「人を食う事をやめる事」、「世を騒がす事はしない事」、「後代の『炎髪灼眼の討ち手』を可能な限り鍛える事」 を突き付けられる。(*2) その直後、アシズのもとへ向かう彼女の目的が“天破壌砕”によるアラストールの神威召喚であることを悟り、引き留めようと叫ぶが、彼女の「生き様」を揺るがすことは敵わず、地面を爆砕されて下方の『天道宮』へ墜落。 「止めろ! なぜおまえを、他人の犠牲にせねばならん!」 「おまえは俺のものだ! 許さない、俺は許さないぞ、マティルダ・サントメール!!」 「待て―――待ってくれ!! マティルダ―――――ッ!!」 身動きできぬ身のまま、アラストールの顕現とアシズの討滅、『壮挙』の失敗、そしてマティルダの死を見届けた。 そしてそれでも、マティルダとの約束を守るために自身の全てを掛ける事を決意。 「触れるな、ヴィルヘルミナ・カルメル。俺達が、今ここにある意味を、思え」 「マティルダ・サントメールの望みを果たそう。我々は、ただそのためだけに……ともに在ろう―――」 人を喰らえないという約束の下、“存在の力”の消耗を可能な限り避けるため、自らの姿を骸骨に変貌させ、約束の時が来るのを数百年待ち続けた。 その後、後にシャナと呼ばれる少女と出会い、彼女に稽古を付けている。 因みに骸骨状態の時は喋る事はせず、シャナにも名乗っていないようで、彼女からは「シロ」と呼ばれていた。 シャナが独り立ちして御崎市に居着いた後、悠二には彼女の修行時代について説明されたものの、なぜかメリヒムのことは明かされておらず、アラストール、ヴィルヘルミナ、ティアマトーのほかにもう一人いたことを示唆する程度に留まっている。 ◆戦闘スタイル “紅世の王”の中でも飛び抜けた強さを持つ。 特に必殺の自在法『虹天剣』は強力で当代最強の攻撃力を誇る。剣といっても武器としての剣ではなく、レーザーの様なものであり素手でも撃てる。 直撃は愚か、余波だけでもダメージを受ける上に距離によって威力が減衰しない特性を持つので遠距離でも相当の破壊力を持つ。本来は背中に生ずる虹の光背を集束させて剣先から放つのだが、シャナ戦では消耗していたためか翼は光背ではなく双翼になり、それを剣に沿って滑らせ放つ方式に変わっていた。 その威力はオルゴンの自在法『レギオン』を一撃で蒸発させた事からもうかがえる。 更に、自らの空を飛ぶ鏡の燐子『空軍(アエリア)』によって反射させることで自在に軌道を操れるためにかわす事も容易ではない厄介な能力である。 ただし『空軍』は大戦の開始以前にマティルダにより壊滅していた。(取り置きか新造を使った奇襲でマティルダを窮地に追い込んでいるが) 他にも奥の手として7体に分身しての同時攻撃を可能とするが、大戦当時はマティルダと対した時はヴィルヘルミナがいるため使えず、実際に一対一で使用した時は『騎士団』のかく乱で破られ、シャナとの戦いでは自在法の教授に使用していた。 白兵能力も相当なもので骸骨状態でありながら、ウィネの攻撃を捌いていた。 物語の序盤・中盤のキャラだが恐らくサブラク、大地の四神にも劣らない強さを持つと思われる。 その後 シャナとの稽古を繰り返す日々の中、彼女の仕掛けた落とし穴の罠に引っかかってしまう。 だが、この時詰め込まれていたトマトケチャップを浴びたことで、チェルノボーグの不意打ちでマティルダが致命傷を負った際の光景がフラッシュバック。 その結果、「愛する女の死」「無二の主の死」「組織の大願の終焉」という三重のトラウマが脳裏をよぎったことでパニックを起こし、『虹天剣』を暴発させて『秘匿の聖室』を破ってしまった。 結果、探索を続けていた“琉眼”ウィネ、放浪していた“天目一個”、ヴィルヘルミナと戦っていた“千征令”オルゴンが『天道宮』の存在に気づき、立て続けに襲来する大事に発展する。 その後、シャナとアラストールの契約の時間を稼ぐため、真っ先に現れたウィネをあしらっていたが、その中で“天目一個”が襲来。いかなメリヒムと言えど気配を持たない“天目一個”には対処できず、不意打ちを喰らって両断される。 だが、約束の時が来た事を確信し、骸骨の姿から元の銀髪の騎士の姿に戻り、取りあえず手慣らしとして、現れていたオルゴンを『虹天剣』で粉砕。 その後、ヴィルヘルミナに声を掛けられるが、マティルダを真っ直ぐに愛している彼はヴィルヘルミナの想いを知りつつも、最期まで彼女に振り返らなかった。 「ふふん、負け惜しみかい?」 メリヒムを見送った後、ヴィルヘルミナは震える声で「最後まで嫌な奴」と呟いた。 そして、契約を終え、崩壊する『天道宮』を脱出するシャナを待ち受け、対決。 彼女に“徒”との闘い方を教えながら、立ち回り、最後に『虹天剣』を放つが、自らを弾頭として突撃するという乱暴極まる奇策の前に敗北。(存在の力を大幅に失っていたため、全盛期と比較すると相当弱体化していると思われる)。 親しい者を倒してしまった事で狼狽える彼女を諭し、崩壊する『天道宮』から脱出を勧める。 因みにアラストールとはマティルダを死なせた為か、以前より更に仲が悪くなっていた。 アラストールも勝者側とはいえ恋敵という関係であるため、感謝はすれどあまり好ましい感情は無い。 「長く、世話になった」 と礼を受け取るも、「愛」の在り方について全く相容れなかったメリヒムは余計反発、怒声で返す。 (愛する者を自分の目的のために使い捨てにする奴の、どこが「優しい」んだ) 「おまえのためじゃない……ああ、誰がおまえのためになんか! 俺は、彼女の愛のためにやったんだ」 恋敵であり、マティルダの死の一因であるアラストールのためでは断じてない。あくまで、マティルダとの最後の約束のために、今日と言う日まで永らえてきたのだ、と。 だが、 「私も、愛してるよ」 と、その意味をわからないままの新たな炎髪灼眼の少女に、そう手を取られる。 その姿に誓いの完遂を実感したのか、力尽きながらも穏やかに返す。 「うん、そういうことなら、俺もさ」 そしてシャナに「最強の自在法」のことを伝え、その背を見送る。 “王”である自分をも虜にし、最期を迎えるこの時まで動かし続けた原動力―――それこそが、愛。 「覚えておけ。ここにあるものは、“紅世の王”すら一撃で虜にする力を生む、この世で最強の自在法だ。いつか、自分で、見つけろ……」 「さあ、行け。怖い女が、外で待ってる……」 直後『天道宮』の崩壊に巻き込まれ、マティルダへの想いを吐露しながら消えて行った。 「ああ。俺は、おまえへの愛を完遂させたぞ。例えそれが俺に向けられていなくても、俺がそうする事でお前の望みが叶うなら……見てただろう? 俺は、“天壌の劫火”のためにだって働いてやったぞ。それが俺の、おまえへの愛だ」 「は、ははは……おまえの、差し金なのか? うまくやったら、ご褒美まで、とても温かい、ご褒美まで、付いて来たぞ……おかげで、俺は――――」 最期の時までマティルダへの愛を貫き通し、最後の“九垓天秤”は散った。 足跡 メリヒムが最後に遺した「この世で最強の自在法」の意味を、シャナは長らくわからないままでいた。 だが、御崎市で坂井悠二と出会い、彼と共に戦いを潜り抜ける中で、メリヒムの言葉の意味をおぼろげながらに理解しはじめる。 そして、仮装舞踏会(バル・マスケ)に捕縛され、創造神“祭礼の蛇”の代行体となった悠二とのぶつかり合いと交流を経て、心に抱く「悠二への愛」こそが、メリヒムの言っていた「最強の自在法」であると確信。 図らずも、かつて彼自身がマティルダに対してそうしていたように、切り結ぶ刃の下、生死を賭した戦いの中でその想いを告げる、という形で悠二と対峙、己の望む結末を掴みとるべく驀進することになる。 偶然と言うには運命的に過ぎる、かつての因縁を逆の立場で再現したかのような様に、アラストールは密かに嘆息していた。 一方でヴィルヘルミナの方にもメリヒムの死は影響を及ぼしているが、これはどちらかと言うとマイナスの要素が強く、元々の傾向だった背負い込み型の苦労性に拍車をかける結果となっている。 追記・修正は愛する女との誓いを守ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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マージョリー=ドー マルコシアス 回避 マージョリー=ドー, あっははは! ハズレー! マルコシアス, つ~ぎは当たるかな? ッヒャッヒャ! 回避 マージョリー=ドー, さあさ、鬼さんこちら! マルコシアス, イーッヒヒヒヒ! 回避 マージョリー=ドー, あんたみたいな雑魚が、私たちを止められると思ってんの? マルコシアス, 火傷じゃ済まねえぜえ? ヒャッヒャ 回避 マージョリー=ドー, ハ・ズ・レ! 回避 マルコシアス, いーぜえ、いーぜえ、やるのは勝手だ、結果は変わりゃしねえ ダメージ小 マルコシアス, お見事、お見事、ヒー、ハー! ダメージ中 マージョリー=ドー, あんた、すんごく、ブチ殺し甲斐があるわね ダメージ中 マルコシアス, ふふん、なかなか……動きは悪くねえな、ヒッヒ ダメージ大 マルコシアス, さて、歌えるかい? 我が愛しの酒盃『愛しき弔詞の読み手』マージョリー=ドー? マージョリー=ドー, 誰にモノを言っているのよ"蹂躪の爪牙"マルコシアス! 攻撃 マージョリー=ドー, さあ、ケリをつけるわよ! マルコシアス, あいあいよ~、我が尖鋭なる剣、マージョリー=ドー! 攻撃 マルコシアス, ブチッ殺すぜ! 攻撃 マージョリー=ドー, こおんにちは、あなたの滅びが来たわ マルコシアス, ヒッ、熱いベーゼを受け取りな、一生一度の激しさだ 攻撃(対紅世の徒) マルコシアス, ヒャーッハーッハーッハー! 殺すぜ、壊すぜ、食いちぎるぜぇ! 攻撃(対紅世の徒) マルコシアス, 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す! 紅世のっ、徒ぁー!
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【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 0巻 【解説】 真名は “纏玩”(てんがん)。炎の色は爛れた赤銅。 人化は使っておらず、顕現した姿は本質そのままであり、その姿を人間を閉じ込めたシャボン玉で覆って隠していた。 “徒”の中でもかなり矮小な部類に入り、その存在の規模も理想も感情も全て卑小であり、フレイムヘイズにすら妬みの感情を向けることしかできなかった。 また、体術も自在法も下手で、自身の顕現すらまともに出来ておらず、移動したときや何かと接触した時に焦げ跡や残り火を残してしまっていた。 一応“燐子”を扱うことは出来るが、それも上等なものではなく、操り人形のようにある程度自由に行動できるものの、主人が討滅されると即座に機能を停止して消滅した。 ちっぽけで、何より「醜い」自分に激しい劣等感を抱き、人化した姿を彼の理想の美しい姿に加工することに執着し、美しい『いつかこうなる自分』を作るために古今東西の美男子を攫い、その写真と彼らを自分のトレーラーのコンテナ内いっぱいに蒐集していた。 その蒐集癖と所持する宝具『アタランテ』の性質上、醜くなった美男子たちや邪魔をする者(大上準子)は喰らって捨てていたので、その痕跡を御崎市に程近いとある田舎町(寄木市)でシャナと呼ばれるようになる以前の『炎髪灼眼の討ち手』に発見され、付け狙っていた濱口幸雄は一瞬の隙を突いて攫ったものの、追いかけてきたシャナとの交戦の結果、討滅された。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタはキリスト教の下級悪魔 ウコバク(Ukobach)と思われる。大きな頭と細い牛のような尾を持つ。地獄の窯の火を絶やさないよう、油を注ぎ込む係をベルゼブブから任されているという。 別の説では、熱い石炭で亡者を苦しめるという。 「纏」は装束など身につけること、「玩」はおもちゃにする、もてあそぶこと。真名全体で「弄ぶべきもので装束する」という意味だと思われる。 真名に「纏」という字が入っている通り、彼の憧れる美麗な物を身に纏うという行為は醜く弱小な己を誤魔化すための「隠す」「飾る」という行為であり、そのためには捕食の対象である人間すらも使うのだと解釈できる。なんとも哀れな“徒”である。 また、「装束して弄ぶ」と解釈することも出来る。彼は自身の姿の参考となるものを纏っているが、結局その姿を作るのは不可能で、ただ活用できずに弄んでいるだけである。 【コメント】 ☆こいつが狭間渡りの術でこの世へ渡り来れたのが、奇跡のようなものだな。 ☆アニメ第2期とアニメ第3期の間のOVA『S』シリーズで登場した。担当声優は津田健次郎。 ☆雑魚さ加減では、メアや[仮装舞踏会]の捜索猟兵ザロービやカシャや[百鬼夜行]のセムルヴやギヴォイチスや海魔ラハブや[マカベアの兄弟]のダーインや[轍]のギータといい勝負だったな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルや[仮装舞踏会]の“祭礼の蛇”やウィネには加担しそうもなかったな。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、8話のかちかち山でアラストールお爺さんに捕らえられた狸として登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、離宮の兵の一人として登場している。
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【種別】 概念 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の徒”が、この世(旧世界)と新世界『無何有鏡』に実体化することである。または意思やイメージや“存在の力”を、物質や自在法として実体化させることである。 基本的に“徒”、フレイムヘイズ、トーチのいずれも“存在の力”を消費することで「顕現」するが、特殊な状況下に置いては例外もある。 一例として、宝具『カイナ』の上に乗った“徒”は、『カイナ』の上に留まっている限りは「顕現」を続けるのに“存在の力”の消耗が無い。 本来この世における身体を持たない“紅世の徒”の本質(“徒”自身の“存在の力”)を変換し、身体として実体化させているのもこの「顕現」であり、“徒”のこの世においての行動は全てこの「顕現」の上で行われる。 例外として、ダンタリオン教授は、通常の“徒”が火炎や風などの「一時的な干渉」という現象を起こすに過ぎないのに対して、この「自身の実体化」としての「顕現」を物質に行使して、「他の物体として永続的に実体化させる」という特異な能力を保有していた。 フレイムヘイズの場合は、身体強化や自在法といった「異能の力」全般が、器に収まって休眠する“王”の“存在の力”を消費させた「顕現」に当たる。 フレイムヘイズの器の内にいる限りは、器という誤魔化しによって“王”はこの世に留まるのに“存在の力”を消費しないが、器の崩壊によってこの世に現れた場合は他の“徒”同様に「顕現」に力を使い続けることになる。 器を失った“王”は、そのまま“紅世”に帰還するか、己の“存在の力”を使い果たして消滅するかの道しかない。 トーチの場合は基本的に残り火の“存在の力”を消費し、「人間の代替物」としての身体を実体化させている。 しかし強い意思総体や、過剰な消費に耐えられるほど残り火が強く在るトーチならば、技術や感覚を磨くことで、自分を形作る“存在の力”を統御し、「人間の代替物」以上の存在に身体を「顕現」させたり、自在法を扱うことも可能である。 神の場合、通常は他の“徒”と同じだが、神の神威を召喚する儀式『神威召喚』でこの世で力を振るうために現れた場合、その「顕現」にはこの世の“存在の力”や自身の力を使う必要が無い。 【コメント】 ☆アニメ版から語られ、実行されていた。 ☆IV巻でティリエルは自身の顕現に必要最低限の“存在の力”を消費してまで兄のソラトに尽くした。 ☆『儀装の駆り手』カムシンが愛した“紅世の徒”や導きの神シャヘルやタケミカヅチやガルーが顕現した姿が見たかったな。
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登録日:2011/10/24(月) 21 33 25 更新日:2024/04/05 Fri 21 50 17NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 トリニティ ネタバレ注意 ババア バル・マスケ ベルフェゴール ベルペオル 三つ目 三柱臣 仮装舞踏会 参謀 大原さやか 女幹部 妹 実は妹キャラ 審神者 尽くすタイプの女性 幹部 敵女 最高幹部 有能な働き者 末っ子 灼眼のシャナ 異世界人 眷属 眼帯 祭礼の蛇 紅世の徒 紅世の王 苦労人 茶髪 西王母 軍師 逆理の裁者 部下 『灼眼のシャナ』の登場人物。 ●目次 【プロフィール】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】◆宝具 【作中の活躍】 【余談】 【プロフィール】 真名:“逆理の裁者(ぎゃくりのさいしゃ)” 炎の色:金色 所属:仮装舞踏会(バル・マスケ) 役職:参謀 CV:大原さやか 【概要】 この世の“歩いて行けない隣”にある異世界“紅世”の住人“紅世の徒”の中でも、特に強い力を持った“紅世の王”。 外見は灰色のタイトなドレスを着て、様々なアクセサリで身を飾った妙齢の美女。 瞳の色は金色で、額に第三の瞳を持ち、本来は三つ目なのだが、右目は「久遠の陥穽」発動時に盟主にマーカーとして渡したため、 XIX巻までは右目を眼帯で覆っており、左目と額の二眼だった。 この世に多数ある徒の組織の中でも最大級の集団『仮装舞踏会(バル・マスケ)』の最高幹部“三柱臣(トリニティ)”の一人。 組織の運営役で、盟主が不在の上に、他の『三柱臣』が組織の運営のためにろくに働かないので仮装舞踏会(バル・マスケ)の実質的なトップを務めている。 古臭いという理由で今は名乗っていないが、遥か昔の役職は「軍師」で、古株の部下であるオルゴンは軍師と呼んでいる。 ベルペオルを含む“三柱臣(トリニティ)”ら三体の“紅世の徒”は仮装舞踏会の盟主である創造神“祭礼の蛇”によって作られた眷属で、 創造神の権能の行使を手助けするためのシステムの一部。 眷属としての本来の役割は『審神者(さにわ)』。 祭祀において神託を受けた巫女の言葉を解釈し、神意を人々に伝える者……言わば祭祀における監督者を差す。 神威召喚“祭基礼創”の儀式の場を整える役割であり、後に組織を率いるようになってからは、その本来の役割が拡大解釈されて、組織の運営者となった。 盟主が帰還してからも、当の“祭礼の蛇”は自身の権能たる願望実現に一直線なので、基本的に役割は変わらず、 それどころか“祭礼の蛇”は気紛れで計画を変更して、その後始末は基本ベルペオルに丸投げのため、むしろ忙しさは増したほど。 とは言え、ベルペオルの本来の役割を考えれば、ある種当然の成り行きでもある。 眷属ではあるが“祭礼の蛇”は己の子供として扱っている。 また、例え死亡してもそれがイコール消滅ではなく、存在自体が「創造神の眷属」という世界法則に組み込まれているため、 “祭礼の蛇”が健在な限りは必要に応じて復活が可能。 尤も、“祭礼の蛇”同様に、機能上相応の時間が掛かる模様。 【人物】 狡猾で智略に長けており、およそ知る者が触れたがらない神算鬼謀の持ち主。 “紅世の徒”の中では珍しく、「思い通りにならない、ままならない物事に挑むことを喜ぶ」という一風変わった嗜好を持つ。 まあ、そんなんでもなければ我が侭放題の創造神の審神者はやってられないだろう。 部下に対しては冷酷に接したりするが、主である“祭礼の蛇”に対しては忠実に仕えており、彼の奇行に対し困惑しつつも彼の為にひたすら尽くす。 “祭礼の蛇”も彼女に迷惑をかけている自覚もありホントに済まないと思っている。 大命終局の蛇の無何有鏡の作成時、完璧な形で無何有鏡を作成出来たのに 「徒たちが悲しそうだったのだ」という理由で、 本来の形の無何有鏡を作成せず、今まで尽くしてくれた彼女に対し、申し訳なさそうにする蛇に対し呆れつつもそういう御方と笑って許した。 なお、基本的に盟主の我が儘に一番苦労するのは単純に一番やることが増えるベルペオルだが、 性格と与えられた在り様からすると、一番気をもんでいるのはヘカテーである模様。 同じ三柱臣のヘカテーとは割と仲が良いようだが、逆にシュドナイとは気が合わない。 外見からはベルペオルの方が姉でヘカテーが妹のように見えるが、生まれる順番としては最後。作者にも妹と言われている。 悠二に対しては「大命」の不安要素として厄介な存在と思っているが、能力面は評価している。 大命遂行時、彼と別離する際にはタルタロスの制御キーを渡して彼に協力。 蛇とは別の意味で惜しい存在と評した。 【戦闘能力】 役職柄戦闘を行うことは基本的にないが、並のフレイムヘイズでは束になって掛かっても敵わない超絶的な戦闘能力を誇る。 本編では結局、戦闘らしい戦闘は行わなかったが、 アニメ第一期では何をとち狂ったか、宝具タルタロスをその辺のチンピラみたいに振り回して攻撃している… タルタロス本来の力は「あらゆる因果を切り離す」とも言われる、特定現象の切り離し及び遮断。 要するにありとあらゆる繋がりや力を封印する宝具なので、鎖にはいくつか燐子を封印しており、戦いの時にはこの封印を解いて応戦する。 それでも十分に戦えるのになぜスケ番戦法… しかしII期では『タルタロス』の隔離能力を存分に行使し、“紅世の王”としての貫録を見せている。 ◆宝具 タルタロス 拘鎖型の宝具。 主である“祭礼の蛇”から与えられた専用の宝具。 普段は『星黎殿』に置かれた大竈型宝具『ゲーヒンノム』に収容されているが、『大命』の遂行時においてのみ、使用が許可されている。他の三柱臣の宝具と同様、所有者が望まなければ破壊されることはない。 能力は特定現象の切り離し及び遮断。 「あらゆる因果を切り離す」とも言われており、作中ではヘカテーと『大命詩篇』の共振を断ち切ったり、 アラストールとシャナの繋がりを断ち切りシャナのフレイムヘイズとしての力を封印したりした。 また、鎖の輪の一つ一つに“燐子”を封じ、その部分を砕くことで必要に応じて解き放つことも可能。 非常手段(ゴルディアン・ノット) 鍵型の宝具。 ベルペオルが、子飼いの部下に持たせている黄金の鍵型の宝具。 所有者が死に掛けた時、その残された“存在の力”を使って、内部に込められた自在法を発動する。 込められる自在法はある程度自由が利くため、様々な用途に使用が可能。 ウィネが持っていたものには通話と破壊の自在法が込められており、『天道宮』を崩壊させた。 ザロービとビフロンスが持っていたものには転移の自在法が込められており、サブラクの離脱と坂井悠二の確保に用いられた。 また、所有者に死が迫っていなくても、ベルペオルの任意で発動が可能。 【作中の活躍】 サブラクに『零時迷子』に『大命詩篇』を打ち込むよう依頼し、『大命』第一段階である盟主の帰還を推し進めると同時にシュドナイに命じて各地の外界宿を襲撃させた。 祭礼の蛇が坂井悠二と合一を果たし『大命』が第二段階に移行した後は、盟主に従って『久遠の陥穽』に向かう。 障害を乗り越えて到達した『詣道』の最奥部『祭殿』で、黒い蛇骨の“祭礼の蛇”が覚醒すると同時に『旗標』となっていた右目を取り戻す。 創造神の目覚めにより、ヘカテーが『大命詩篇』を稼動させて“祭礼の蛇”神体にかつての豪壮な姿と莫大な力を取り戻した後は、神体に乗って『詣道』を遡る途中、追いついて来たシャナの姿とその決意を見聞きしたことで、シャナを自身の許容範囲外の危険因子と判断。 盟主の意向に背いてでも彼女を排除するべく、ヘカテーとシュドナイにシャナの抹殺を声なき声で暗に促した。 しかし、シャナの抹殺には至らず、『詣道』を一足先に脱出したフレイムヘイズたちに続いて、“祭礼の蛇”神体と共にこの世に還幸した。 『星黎殿』尖塔にて瀕死のフェコルーの最期を見送った後は、『祀竈閣』からヘカテーと教授のバックアップ及び敵侵入路の捜索を進めた。 『大命』最終段階では、御崎市全体を包む封絶を張った後に悠二の命令で『タルタロス』によって封絶内部の人間たちの“存在の力”への変換を遮断し、変形した『真宰社』の中央制御室から儀式を監督していた。 結局、最後まで戦場に出ることはなく、新世界がシャナたちが撃ち込んだ「人を喰らえない」理のまま創造されると気付いた時には盟主にその真意を問い、その答えを聞いたときには思わず大笑いしていたが、結局は受け入れた。 大命遂行後は蛇と共に無何有鏡に行く。 組織運営者として、あいかわらず仕事の日々である。 シュドナイが敗北し、ヘカテーと同じ場所にやってきた際にも「参謀は、一人だけになってしまいました」と文句を言われていた。 後書きでも泣いてしまいますとか言われることがあったりと、案外寂しがりなのかもしれない。 【余談】 名前の元ネタは悪魔ベルフェゴールの古名、「ペオル山の主人(バアル=ペオル)」。 三千年前の神殺しの戦いの時は西王母と名乗っていた。 追記・修正は祭礼の蛇に忠誠を誓ってからでお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ヘカテーたん 人気あったんだな~ -- 松永さん (2013-07-10 20 32 17) シュドナイが最初から真面目に動いてたらフレイムヘイズに勝ち目なかったよねw -- 名無しさん (2013-12-15 18 25 58) 『蛇とは別の意味で惜しい存在と評した』という事は、ベルぺオルは悠二に何らかの好意・好感を抱いていたのだろうか? あと仮装舞踏会内部で悠二への評価が高いのって、蛇さん、ベルぺオル、シュドナイ、リべザル、ハボリム辺りだよな -- 名無しさん (2014-02-16 22 49 56) ↑ 逆に悠二を快く思わないのは、ヘカテー、オロバス、レライエ、ピルソイン、ストラス、マモン、サブラク、あたり? -- 名無しさん (2014-03-25 01 48 43) オロバスは共闘もちかけられて応じているので、一応の信頼はある模様。レライエとピルソインは後日談で警戒してることが判明してる。 -- 名無しさん (2014-03-25 09 53 09) サブラクは悠二云々でなくて、メアに関しての部分だろうけどな。デカラビアとかどうだったんだろな -- 名無しさん (2014-09-21 19 45 28) ↑ 基本的に中立じゃないかな。ただ良くも悪くも冷徹だし、悠二個人には興味ないけど、能力は評価してたんじゃないかな。 -- 名無しさん (2015-10-14 19 35 53) 最後に生まれたのが悪辣な軍師な時点で蛇のお人好しっぷりが伺える -- 名無しさん (2016-04-13 10 52 25) この項目からヘカテー(灼眼のシャナ)とシュドナイ(灼眼のシャナ)の項目を分離しこの項目はベルペオル(灼眼のシャナ)の個別項目に編集しました -- 名無しさん (2019-04-16 03 19 18) 名前 コメント
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【種別】 “紅世の徒”、真名 【初出】 V巻 【解説】 イルヤンカという通称を持つ“紅世の王”の真名。 参照 →イルヤンカ 【コメント】 ☆イルヤンカと重複する内容を削除。
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あらすじ 御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生の坂井悠二は“燐子”(りんね)と呼ばれる怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムヘイズの1人。彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって“紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は、彼女の大太刀『贄殿遮那(にえとののしゃな)』から「シャナ」という名前をつける。2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。同じ頃、忍風町で3人の少年少女は妙なブレスとコマンダー手に入れた。しかし、突如現れた正体不明の敵が出現し3人は洞窟へ非難したが・・・洞窟から出ると3体のロボットを発見した。 コラボ元:灼眼のシャナ×エルドランシリーズ ©高橋弥七郎/いとうのいぢ/アスキー・メディアワークス/『灼眼のシャナF』製作委員会 ©高橋弥七郎/いとうのいぢ/アスキー・メディアワークス/『灼眼のシャナS』製作委員会 ©高橋弥七郎/いとうのいぢ/アスキー・メディアワークス/『灼眼のシャナⅡ』製作委員会/MBS ©高橋弥七郎/アスキー・メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会 (C)サンライズ メカニクス エルドランのロボット(ハリケンウィンダー) エルドランのロボット(ゴウライサンダー) エルドランのロボット(アリエスト他) エルドランのロボット(シャナ関係) 宇宙忍者軍ジャマンガ(敵戦力) グラドス(敵戦力) キャラクター ハリケンウィンダー ゴウライサンダーズ アリエスト他 シャナ関係 その他の重要人物 敵 宇宙忍者軍ジャマンガ グラドス
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強い力を持つ“紅世の徒”である“紅世の王”と契約し、異能を得た元人間の総称。呼び名の由来は、契約の際に人間が幻視するこの世と“紅世”の狭間の光景「炎の揺らぎ」からきている。 誕生の由来 契約 能力 使命 人物は、登場人物で紹介する 灼眼のシャナの用語
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【種別】 “紅世の徒”の組織の根拠地 【初出】 短編『クイディティ』 【解説】 “踉蹌の梢”バロメッツが新世界『無何有鏡』で結成した組織『色盗人』の根拠地で、場所はアメリカ合衆国北東の荒野のゴーストタウン。バロメッツがゴーストタウンを根拠地にしたのは、自分を狙うフレイムヘイズや“紅世の徒”から身を隠すためだと思われる。 新世界『無何有鏡』が創造されてから数年後、シャナと坂井悠二によって『色盗人』が壊滅しバロメッツが降伏した後は、文字通りのゴーストタウンになった。 【由来・元ネタ】 「桃源」とは、陶淵明の『桃花源記』に描かれた理想郷に由来し、俗世を離れた平和な世界を意味する。 「エデン(Eden)」は『旧約聖書』でアダムとイブに与えられた楽園「エデンの園(Garden of Eden)」のこと。 英語の発音は「イードゥン」が近い。悪魔が変じた蛇に唆されて知恵の実を食したアダムとイブは、それにより楽園を追放される。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆[とむらいの鐘]のブロッケン要塞や[仮装舞踏会]の城塞型宝具『星黎殿』の方が本拠地としては優れていたな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタや[革正団]のサラカエルがこの場所に絡んでいたら面白そうだったのにな。
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【種別】 用語(?) 【初出】 I巻 【解説】 本編の地の文や台詞に度々出てきた言葉。 大抵は“紅世の徒”に人々が密かに喰われている事態を表しているが、実は現状認識を相手に強いたり、それがどうしようもないことだと示す、暗喩のような意味合いも持っていた。 さらには、親から子へ、子から更にその子へと繋がっていく人間の命の営みも、もう一つの「この世の本当のこと」である。 【コメント】 ☆アニメ版から語られていた。 ☆トマシーナ・スミスとハリー・スミスとハリエット・スミスは、このことで悲劇を味わった。 ☆二十世紀初頭には[革正団]サラカエル一派が人間たちに知らしめようとしていた。 ☆最終巻で新世界『無何有鏡』が創造されたことにより変わった。 ☆[マカベアの兄弟]のダーインや[轍]のギータには変えられそうもないな。 ☆高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、『半開きの目』や『半閉じの目』のような異能が登場している。